「ねぇマーサ、ユーの母様はどこにいるの?」 |
「そうですねぇ、ユージーン様のお母上はそれはそれは綺麗なお花が咲き誇るいい香りのする場所にいらっしゃるんですよ。 さ、マーサは朝食の支度がありますからね、席でお待ちください」 |
「きれいなきれいなお花畑・・・・・」 |
「そこにユーの母様がいる・・・・!」 |
「キレイな花ぁ〜?そうだなぁ・・・・・」 「おいおいキレイな花って言ったらあそこだろう」 「そうだなぁ!ガッハッハ」 |
「何だい?こんな朝っぱらからお客ってこんなガキじゃないか、何の用だいボウヤ?」 「お花畑ねぇ・・・・・あたしゃ知らないけど」 「アタシ等よりキレイな花なんて無いわよ」 |
「どうしよう、お花畑はどこにあるんだろう・・・」 |
「お腹すいたよう。どうしてどこにもお花畑がないの?」 |
「魚食うか?」 |
「お、おいしい!おいしい!ありがとう」 ユーはとてもお腹がすいていたのでバクバクと魚を食べました。 「ユーはどうしてもどうしてもお花畑にいかなきゃいけないの」 |